茨城CX取手ステージ@小貝川リバーサイドパーク20211003
冬(暑かったけど)の風物詩、シクロクロスシーズンのはじまりです
湘南シクロクロスが中止になり、ポイント稼ぎのために茨城CXへ遠征。
日付 2021年10月3日
名称 茨城シクロクロス#2取手ステージ
会場 小貝川リバーサイドパーク特設コース
天候 晴れ。最高気温25度
カテ CM2
順位 18位/出走37人
www.flecha.club
会場
会場は小貝川リバーサイドパーク。横浜から1時間半ほど。
マスターズは朝イチレースなので6時ごろ会場入り。朝日がでかい。予報は最高気温25度。シクロクロスとは思えないほど暑くなりそうだ。
コーヒー飲んで歩いてコースの下見。やばい泥の箇所が3か所ほど。あとはそこまでこねられていない。難所と思われたのは、開成の土手登りのように登ってターンとなる箇所。現地で合流したCX仲間がラインを教えてくれて助かった。後で見たらみんなかなりてこずっていた。
試走
やばい泥の箇所は全部やばい。特に下が舗装の箇所は前後のタイヤが同時に滑って全く言うことをきかない。ストレートが長い踏み踏みの、ローディ向けコースだと思ったのだが、林間コースがかなりあって走力、スキルともに要求される。もう少し走れれば楽しいコースだと思う。
レース
2列目スタート。1周目は10番手くらい?そのままずるずると下がるというダメな展開。2回落車したが、スリップダウンで後続と絡むこともなく怪我も無し。誰かがガヤで「(同日開催の)パリルーベより簡単だぞー!」みないなことを言ってて思わず笑う。
CM2は皆ポイントが欲しいので最後まで誰も手を抜かない。ラストは3人で競り合い。肩を押しあうようなタイトな感じだったけど、競った2人とも慣れてる感じでここも問題なし。
ⓒToru Hashimoto
はしもととおる (@spacevision) | Twitter
とにもかくにもフィジカル不足。PWRをあと0.5倍は上乗せしないと先頭には付いて行けなさそう。とはいえ、6月に罹った帯状疱疹の影響で一時パフォーマンスがかなり下がっており、なんとか発症前の状態に近付きつつあるかな、という印象。
機材
今回は新車を用意。Canyon Inflite SL6。良く走ってくれた。最高。
インプレ記事は別途書く予定。
重要なタイヤチョイスだが、スタート前に観察した感じだとかなりの割合の人がノーマル系タイヤを履いていた。自分は前後とも吊るしのシュワルベX-oneオールラウンド。空気圧は前後1.8。自分のCX仲間も「前後シラク」「前後シラクエッジ」「後シラクエッジ、前シラクマッド」とみんなバラバラ。
暑くなるだろうしと、ボトルケージを付けて行ったが、即泥で吸い口が汚れ、飲む気にはなれなかった。
フロントダブルとリム制動ブレーキの人たちは泥と草が絡まってかなりひどいことに。。。
帰宅後に洗車してメンテナンスしてたら、ペダルボディとサドルベースに割れを発見。落車時にやらかした?
今後の方針
とにもかくにもベース向上を図る必要がある。先頭のパックに最終周回まで付いて行けるくらいは上げていきたい。Zwiftのメニューはどう組めば良いのだろう?カテAのレースにチャレンジとか?近道は無いのは分かっているが、出来れば手堅い手段を取りたい。
今年の湘南CXは3戦中止。年内は11月幕張、翌1月千葉と参加して、割と相性の良い2月の稲城クロスで〆かな。
小貝川リバーサイドパーク冒険ランド20210920
2021年CXシーズン、湘南CX3戦中止、稲城クロス中止と、東京神奈川のシクロクロスレースは軒並み厳しい状況。
シクロクロスレースに一戦も出ないと、ゼロポイントで降格してしまう。昨年度は特別措置として「カテゴリープロテクト制度」があったのだが、今年は無し。
www.cyclocross.jp
とにかく出れるレースに出て結果を残しておかないと。茨城CXは過去走ったことが無いが、ここはひとつ走っておこう、ということで取手ステージに申込み。
ibarakicx.com
JCX#1 ルノーつくば presents 茨城シクロクロス 取手ステージ
開催日:2021年10月3日(日)
開催場所:茨城県取手市中内 小貝川リバーサイドパーク
ちなみに、この取手ステージはJCX#1となっていて、これでAJOCCポイントが付与されるのかさっぱり分からない。。。付くの?
何はともあれ試走はしておいた方が良いだろうとチームメイトと行ってきた。
アクセス
小貝川リバーサイドパーク、横浜から1時間40分ほど。ほどほどのアクセスの良さ。すぐ近くにトイレ有り。水道有り。駐車場は?自分たちは藤代駅前のコインパーキングに駐車した(1日200円で安い!)
goo.gl
使用上の注意
ibarakicx.com
コース
1周4~5分で周回できる。4分で走れると速い方らしい。シングルトラックでギャップやバンクがあって上下左右の動きがあってなかなか楽しい。土質は河原の割に赤土っぽい。日陰は結構ぬるっとしていた。獲得標高はゼロなので、どちらかというとパワーライダー向けだろう。そこまでテクニカルでは無いし、ローディがCXデビューするにはちょうど良さそう。
取手ステージはこの「冒険ランド」の一部を使うので、試走としては不完全なのだが、常連のライダーに本番のコース全体像を教えてもらった。お名前は伺いませんでしたが、ありがとうございました。
関東では貴重なシクロクロス常設コース。特に東京と神奈川には練習場所が無い!*1早い時間帯に動けば渋滞に巻き込まれないうちに帰ってこれるし、練習には良いかも。
ちなみに、祝日にもかかわらず当日走っていたのは自分たち入れて10人…(笑)
シクロクロスは不遇すなぁw
当日は晴れると良いな(ウェット嫌い)
【閑話】
実は当日、織田聖選手が走ってたのだが、恥ずかしながら名前が分からなかった。だってさ、webの記事だといっつもヘルメットとサングラスで顔が隠れててわかんねーんだよ(逆切れ)
家帰って検索して分かった次第。思ったのは、自転車選手、ジャージに名前入れるべき。レースで選手の特定がしやすくなるし、ファンサービスの一環としても有効だと思う(名前が分からない選手って声掛けにくくない?)
調べたらそういう意見はあるみたいで、L39ION(レギオン)創設者のJustin Williamsがいくつかの提案をしている。「重要なのはスターだ」と。
1.チームは統一した色を持つ
2.ライダーはパーソナライズされたヘルメットを着用し、ジャージに名前を入れる
3.バイクとジャージにはナンバーを付与する(例えば世界ランキングの順位を入れる)
4.パーソナライズされたヘルメットはチーム内で選手を探しやすくなる
cyclingtips.com
UCIさんぜひお願いします!
*1:建前上は
News of the week 0913~0919
そろそろシクロクロスの気配!
ふゆはシクロクロス。かれくさ踏みしめて 吐く息のいと白きも。またさらでもいと寒きに、ジレを一枚重ねて走るもいとつきづきし。昼になりて、ぬるくなりてジレを脱ぎがちになりてわろし。
というわけで今週のニュース
【シクロクロス関係】
グラベルバイクでシクロクロスレースに出る是非について
pass13.blog.fc2.com
グラベルバイクはBBドロップが深く、シクロクロスレースに出るのは難しいよ、という話。述べられている通り、グラベルバイクとシクロクロスバイクを分かつのはBBドロップ(ハンガー下がり)だと思う。もうひとつ上げるならホイールベース。
バイクパッキングに使わないなら、個人的にはシクロクロスバイクを買った方が楽しいと思う。
湘南CX中止
shonancyclocross.jp
ポジティブに考えるんだ!その分グラベル遊びが出来ると!
【機材関係】
新UCI対応エアロフレーム
rbs.ta36.com
すんげーふっといフォーク。このルール対応でVengeが復活しそう。
そういやniuのエアロロードってどうなったんだろう?発売してないのかな?
niuaero.niu.com
新型デュラエースインプレ
www.cyclowired.jp
シマノの街乗り用フラぺ
cyclingtips.com
Yetiからe-MTB登場
ebike-mtb.com
6バーリンケージサスペンション?!
男の子ってこういうのが好きなんでしょ感がすごい
www.mtb-news.de
IAAモビリティに登場したe-MTBたち
www.pinkbike.com
www.iaa.de
やっぱSCOTT洗練されてるな~
【その他】
sugiken17.hatenablog.com
このシリーズは出版してくれませんかね?
Tweet of the week
がらくたストリートはいい意味であたまのおかしな漫画だよ。
— 三崎律日@「奇書の世界史」発売中 (@i_kaseki) 2021年9月17日
絵柄でキッズ向けジュブナイルと見せかけて、異常な大人と異常な子供がが逐一濃い雑学をねじ込んでききてむしろそれが本編の顔して話を回し始める。描写のいちいちが解像度高くて作者の知識量にいい意味で引く。https://t.co/F7lugHaVei pic.twitter.com/7MFz4eO02O
FLYBIKEのFM686が良さそう
いわゆる中華カーボンメーカーとして知られるFLYBIKE*1から、FM686ってシクロクロスフレームが出ている。
www.flybike-asia.com
フレーム形状
オーソドックスなホリゾンタル。シートステイがドロップしているのがちょっと今風
ジオメトリー
ジオメトリーはこんな感じ。
サイズが異なってもWBが変わらないことやBB下がり64mm等、ピュアCXレーサーとしてかなり練られている印象。WBが変わらないのはRidleyなどヨーロッパ系CXフレームの十八番*2。FM686は1010mm前後。リドレーあたりよりわずかに直安性を意識している、かな?中華系のシクロクロスフレームの中では抜群に良さそうな印象を受ける。ヨーロッパのシクロクロスに強いメーカーがR&Dに関わってるのかも?
個人的にはCX8割、グラベル2割くらいに考えているので、これくらいレースに振った方が好き。
タイヤ幅
タイヤ幅は38Cまで。おそらく実際に38Cのタイヤを履かせて運用することは考えていなくて、泥はけを良くしようとしたらそれくらいクリアランスが取れたってことだろう。CXフレームとして完全に割り切っていそう。
採用規格
スルーアクスル(F12*100、R12*142)、テーパーフォーク、フラットマウント、BBはプレスフィットかな?と今風の規格はひととおり押さえてる感じ。
採用事例
以前のエントリーで上げた「同ジオ兄弟」のシクロクロスフレームがたぶんこれ*3。
behind-the-bar.hateblo.jp
ドネリー C//C
ボムトラック TENSION C
プラネットX XLS EVO
グエルチョッティ EUREKA CX
S1NEO CX2022モデル
GHISAILLO GX-110
などなど。採用率高すぎでしょw
製造上の不良が発生しにくい、インプレ記事等が手に入りやすい、補修部品の入手性が高いなど、多くのメーカーが採用しているのは何かと安心できる。
入手ルート
購入はメーカーに直接発注するスタイル。難点はFLYBIKEはB2Bのため、個人では買えないことだ。色々手を尽くせば買えないこともないが、結構難易度が高い。いっかい問い合わせたら現地渡しらしい...。工場まで引き取りに行って日本まで発送してくれるフォワーダーを探さないといけない。さすがにそこまでするのは個人では面倒。なんならプラネットXを買った方が安く上がるまでありそう。
価格
これまで中華カーボン系フレームを2本買ってきた経験から察するに、ペイント入れて送料込み8万円超えることはないだろう。
考えなくてはならないのは競合価格。入手性やブランド力、戦闘力が非常に高いと思われるリドレーのX-fireフレームセットの国内価格がだいたい20万円。リーズナブルだけど物も良さそうなNESTOのフレームが10万円くらい。リドレーがちょっと安く売ってたりしたらそっちの方が幸せになれそうな気もする。
この辺はタイミングも関わってきそう。
でもこれ欲しいなぁ
CM1に昇格したらオリジナルデザインで買うぞ!
そのときはALANあたりのレトロフィーチャーデザインが良いな
【20211102追記】
GHISAILLO GX-110追加
クレアチンローディングは効果的か
ネットを徘徊していて気づいたこの記事
www.rehabilimemo.com
筋トレに効果的なサプリメントをひとつ挙げるとしたら何でしょうか?
この問いに現代のスポーツ栄養学はこう答えます。
「クレアチン」
作用については、上記ブログを読んでもらうとして。いわゆる無酸素領域の強化を図れるサプリメントらしい。
これ、効果があるならロードバイクにも良いのでは?調べてみた範囲ではロードで使ってる人があまりいない。チームメイトでも経験者はおらず*1、これは人体実験するしかないなと人柱精神がむくむくとw
上記のブログでも副作用は無いと明言している。色々他のサイトを見ていると「体重が増える」というのがちょいちょい目にするのところが気がかりな点だが。服用にあたって体重を計ることにした。
ちょうどシクロクロス千葉があるのでその前週から実験開始。
7日前から21g/dayを摂取。そのままシクロクロス千葉、というスケジュール
3月7日(日)
体重71.5kg
服用の際は、クレアチン1gあたり水100ml飲むというのが目安らしい。プロテインシェイカーにクレアチン7gと水500mlを入れて、食後に一気飲み。水っ腹で結構苦しい。足らずの200mlはその後ちょびちょびと飲む。体調等は特に変わらず。
3月8日(月)
1日21g服用ということは、水を2.1L普段より余計に飲まなくてはいけない。これは結構きつい。とにかく1日中トイレに行きたくてしょうがない。
3月9日(火)
外出したので朝と晩に10gづつ服用。
夜にZwiftで「STEP BY STEP」。階段状にレベルがあがる苦手なトレーニングで無理かなと思ったが最後まで出来た。うーん、これVO2MAX付近は間違いなく底上げがありそう。
3月10日(水)
起床時体重73.5kg(スタート前+2.0kg)
とにかくトイレ行きたくてたまらない。前日の疲れ(「STEP BY STEP」)が出てローラー回せず。
3月11日(木)
起床時体重73.5kg(+2.0kg)
夜タバタトレーニング。普段より+2本こなせるんだが?おーすごいな。
終盤ふくらはぎに攣る前兆。限界まで追い込めてる?
3月12日(金)
体重未計測
一日中トイr...
夜SSTショート。途中怪しいがなんとか完遂。脚は確かに良く動く印象。
3月13日(土)
起床体重73.8kg(+2.3kg)
開始から5日経過したので、朝5gのみに変更。
深夜(金曜夜の話)に首と二の腕攣って起きる。寝る前に500ml水分採ってこれである。
翌日のシクロクロス千葉に備え、軽めのインターバルトレーニング。
3月14日(日)
起床体重73.8kg(+2.3kg)
朝5g摂取。シクロクロス千葉本番。不思議と身体が重いとは感じない。脂肪太りだと走ったりすると肉が揺れて「あー太ったな」と感じるが、筋肉に水分が含まれることによる体重増みたいでそういうのを感じない。
しかしというかやはりというか、数字は残酷。試走段階で登りがまったくこなせない。レースもやはり登りで遅れてダメダメ。レース後、身体のあちこちが攣って悶絶。
メリット、デメリットを整理するとこうかな。
【PROS】
最大出力向上、インターバル耐性向上
【CONS】
体重増加、水分取らないと攣りやすい。
n=1で結論付けるのはあれだが…。
トラック競技、BMX、MTBエンデューロ*2、トライアルなどの長くてもVo2MAX領域で終わる競技には向いてそう。
それ以外の、つまり有酸素領域がメインのロードレースなんかは使い方が難しいサプリメントだ。使い方に精通したトレーナーさんなんかと計画立ててやらないと、という感じ。
シクロクロスは比較的短時間だから良いかもと思ったがやはり体重が重くなるのは影響が大きい。なるほど自転車関係ではあまり目にしない理由も分かる。
うん、まぁサプリメント飲んだだけで速くなるわけねーわなwww
上手く行ったらやったことは黙ってエントリー上げないでおこうかと思ったけど、実験失敗なので書いて残しておこうw
シクロクロス千葉20210314
シクロクロス今シーズン2戦目。
496chiba.com
【天候】
晴れ。最高気温20度。強風。
【コース】
ざっくり、芝のアップダウン、シングルトラック、砂浜の3部構成。ストレートはほとんどなくてかなりテクニカルかつパワーライダー向け。登りは斜度がそこそこあり、パンチのある登りをこなせないと厳しい。シケインは低いがタイトターンの直後かつ緩い登りにあって、バニーホップがやりにくい。砂浜は観戦している分にはとても「映え」がある。富士山、千葉の工場群、砂浜、そこを走るシクロクロッサー達。非常にかっこいい!総合的なコース難易度は高い。千葉>幕張>開成≧中井>稲城、くらいだろうか。
【コンディション】
前日の大雨でドロドロかと思いきや、そうでもなく。泥は1か所くらいであとはほぼドライ。ただ、芝も砂も水分を含んでしっとりしており、走りは重い。風も強く快晴だったので、午後は完全ドライだったんじゃないだろうか。
【機材】
バイク Ridley X-bow
ギア比 F40、R11-27(10速)
タイヤ Vittoria cross xl pro 2(チューブド)
ギア比はちょっと重すぎたかもしれない。F38もしくはR最大30くらいが良かったかも。
タイヤは普段のSeracからVittoria cross xl pro 2というウェットタイヤへ交換。
他の人のタイヤを観察していたが、ドライ用のノーマル系タイヤを履いている人が多かった。
【リザルト】
CM2
12/20(出走)
いやー全然だめでした。
【原因と反省点】
フィジカル不足(80%)
フィジカルが足りない、これに尽きる。CM2トップと40秒/周遅れ。ハイスピードとは思わなかったが2周目からタレてしまった。しかも30秒後にスタートしたCM3トップ勢にも抜かれたし。延期や中止続きでモチベーションが微妙だったとはいえ、これはいただけない。このカテゴリーで勝負するなら20分パワーで4.5倍くらい必要かな?ZwiftだとAクラスで走れないと厳しそう。体重管理も含めてここに近づけることを考えなくては。
ぶっつけ本番があった(10%)
当たり前だが、不慣れな機材やトレーニングメソッドを本番で試すもんじゃない。
①前日の大雨で路面が悪いと判断してウェットタイヤを投入したのだが、これがはじめてのウェットタイヤ。なんとかなるかなぁと思ったが、もちろんなんとかならなかったw
②クレアチンローディングを試したのだが、これがあまり良くなかった。パワーは確かに出るのだが体重が増えることと、脱水に弱いというデメリットを実感。
コースの下見するべきだった(10%)
「レースは海岸沿いだしドフラットだろう」と思い込んでいたが、しっかりアップダウンがあった。いちど会場予定地を覗いておくべきだった。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なわけで。当初1月開催予定だったのだから、見に行く時間は十分あったはず*1。
【その他】
駐車場が満車になったらしい。自分たちはかなり早めに入った(駐車券のNOが25)ので問題なかったが、午後から入る人たちにはだいぶんストレスだろう。
前日の雨の中コース設営し、当日のレースを運営してくれたスタッフには感謝しかない。
屋外ということ、比較的小規模のイベントであることを考えると、新型コロナウィルスの感染リスクはかなり低いのではないかと思った。参加者もほとんどの人はレース以外はマスクを着用していたし。運営の感染症対策も、限られたリソースの中でかなり頑張っていたように思う。参加賞がオリジナル柄のマスクなところも気が効いている。
やはり、MTBに比較すると若いライダーや女性が多い気がする。ポッドキャスターやYoutuberの収録っぽい風景も見られ、レース以外の楽しみ方をする人も結構いるみたいだ。
次回以降のオリンピック競技になるのでは?なんて噂話も耳にした。比較的都市型スポーツで画面映えもするし、十分ありえそう。
今シーズンはこれで終了。降格は免れられそうだが、まったくうれしくない。これはしばらく引きずりそうだ。
次のイベントは4月のうっかり八兵衛カップ!
www.facebook.com
*1:緊急事態宣言下なので、コースの下見は不要不急の外出だとは思うが
シマノSH-XC500 限定カモ
20年振りにMTBに復帰してから数年間、SPDシューズはSH-M089を使っている。3本ストラップのエントリーグレードのSPDシューズだ。ちょっと重いしださいけど、SDA王滝やツーリングでの使い勝手は不満無し。
このSH-M089で2019年に始めたシクロクロスでも出場している。スパイク(スタッズ)は付けられないのだが、ランがある程度あるシクロでは必要性を感じる。特に幕張クロス!あそこのキャンバーというか土手はずるずる滑り落ちて困る。
安かったのもあって、ちょっと珍しいシマノの靴を買ってみた。
SH-XC500
買ったのは2019年(?)のシマノ海外モデルであるSH-XC500。なんと紐靴!
bike.shimano.com
購入 アリエクスプレス
価格 8,946円(送料込)
重量 実測305g(公称301g) サイズ42
特徴
カーボンミッドソール+ミシュランアウトソール
ソール剛性指数「7」
紐式
スパイク取り付け可能
限定カモフラ柄
ルックス
GIROをまねしたかったのか?シマノにしては珍しい紐式シューズ。ルックスはダサくGIROには遠く及ばないと思う。
GIROのエンパイアがカッコイイのは、①トゥが細身、②アッパーが1枚のファブリックで出来ててステッチが少ない、から。それがクラシックでモダンな印象を成立させている。
シマノのこれは、①トゥが丸っこいのと、②トゥとサイドを別ファブリックにしているのでステッチが多く、結果かなり野暮ったくなってる。足型は変えられなくても、せめて一枚仕立てのステッチレスにしてればもう少しましな出来だったと思うのだが。。。どうしてこうも差がついたのか… 慢心、環境の違い...。
柄は限定のカモ。たぶん日本で履いてる人ほとんどいないだろう。ペイント柄のスニーカーあたりをイメージしたのかな?ミリタリーテイストにしたくなかったのだろうけど、黄色と青がケンカして目にうるさい。もう少しくすんだトーンで雰囲気を落ち着かせてくれたらもっとよかったのだけれど…。
デザインの意図は分かるんだよね。緑の木々の間を走るMTB、木漏れ日の光、道の下を流れるせせらぎの青←たぶんそういう意図の3色カモフラ。うーん、でもシマノのデザイナーさんには難しいテーマだったと思う。
踵は反射素材になっていて、夕方~夜間は結構目立ちそう。そういやRX-8も反射素材だったっけ。流行りなのかな。
紐はイエローとブラックが付属。とりあえずブラック。
ソール
ソールはミシュランソール。形状も結構しっかりしていて、グリップが効きそう。
スタッズ
ノーマルは低いロープロファイルなタイプだったので、Amazonでラグビー用のスタッズを購入して取付けた。樹脂製のボディにスチールポイント、軽量。ラグビー用ということだけど、ちゃんとシマノシューズに付きます。15mmと18mmの2種類がセットになっているやつだったのだが、着けた感じでは18mmはかなり大仰な感じ。15mmでとりあえず運用してみる。
フィット感
シマノと言えばお得意のサラウンドラップ方式。なのだが、このXC500は普通のスニーカータイプ。とはいえ違和感なくしっかりフィット。半日ライドでは違和感などは出なかった。この辺りは流石シマノ。
インプレ
比較対象はシマノSH-M089とファイブテンのフリーライダー。本当はシクロクロスレースで投入したかったのだがレースは中止続き。。。しょうがないのでMTBにSPDペダルを付けてご近所トレイルでテスト。
履くとめっちゃ軽いのがはっきりわかる。今までのSH-M089はクリート込み401g、XC5がクリート込み330gなので、両足で142gの軽量化!!軽量化の実感はすぐ慣れてしまうが、間違いなく効果はあると思う。走り終わった後、脚の疲労感が少なかったような気がする(気がするだけかも)。
ソール剛性が今までより高いおかげか、今までどうしてもクリアできなかった登りのきついところを初めて足つき無しでクリア。後でデータを振り返ったら、800Wほど出力していた。そのくらいパワー出しても全く問題無し。
20210207
押し上げのようなところではスタッズが効いて歩きやすい。ファイブテンだとズルズルしてしまうようなところも平気。ただ、ソールが結構硬いので足首が大きく屈曲するようなところでは踵が浮いてしまった。ペダリング中は特に感じなかったので、歩きのとき特有の現象かな。あと、舗装路面を歩くとスタッズがカチカチ言って煩い。ジュラシックパークかな?w
ただ、やっぱ紐式は面倒だな。ほんの少しだけきつくしたい(緩めたい)みたいなときに結構もどかしい。夕方まで走るような終日ライドだと足のむくみでちょっときつくなる?一日中バイクに乗りっぱなしなのは王滝くらいなので、ここはあまり気にしなくても良さそうだけど。メインは短時間のシクロクロスなのでそこは気にしないことにしよう。
デザインか、それとも紐式が受けなかったのか、セールスがあれだったのか、後継のXC500(同名なのがややこしい)はBOAタイプになってしまった。
bike.shimano.com
時代の徒花か気の迷いか、超短命に終わったシマノ紐シューズ。。。とはいえさすがシマノ。シクロクロス、トレイル、耐久いずれにも良さそう。見た目はちょっとあれだけど、そのうち慣れてくるかもしれないw
評点は85点!
【閑話】
余談だが、テストはディズナのクロス48ペダルで行ったのだが、踏ん張るとすぐにシューズとペダルが外れてしまって困った。シクロクロスではずっと脚を回しているし問題は起きなかったのだが、MTBのような、コーナーでペダルをしっかり踏むシチュエーションだとだと頻発する。というか、いかにMTBのときにしっかり踏んばっているかがよく分かった。MTBはシマノで運用して、クロス48はツーリングやシクロクロスで使うのが良さそう。
そういうのを差っ引いても、ディズナのクロス48はすごく良いプロダクトなので、いつか別でエントリーを上げたい。