Plover Cycles Blog

ロードとMTBとシクロクロスと。

袖ケ浦チャレンジ20201212

名称 袖ケ浦チャレンジ2020
日時 2020年12月12日
天気 晴
気温 最高14℃
場所 袖ケ浦フォレスト・レースウェイ (千葉県袖ケ浦市
www.tour-de-nippon.jp

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ワンツーフィニッシュ


チームメイトが100㎞チームの部でワンツーフィニッシュ!
ソロで参加したもうひとりのチームメイトも、先頭集団でゴール!
全員怪我無くゴール出来たし、とにかくめでたい!



個人的にはポディウム未経験のチームメイトが入賞したのは大きいと思う。レースで入賞すると経験値が爆上がりする。主観だけど、完走で手に入る経験値を5とすると1位は100くらい。一度勝ちを覚えると、展開を読んだり三味線引いたり勝負時を見逃さなくなったりする。情報処理能力が上がるというか、レース中の解像度が上がるというか。チームメンバーでこの経験を持つ人が増えたのは、今後に大きなプラスになると思う。



そのチームメイトにヒアリングしたら「練習の方がきつかった」そうで、それまた良い感じw
練習の方がきついからこそ、本番で力が出せるわけで。



そういうお前はレース出てないんかいって、自分は山へ芝刈り(MTB)にw
まぁ優勝するだろうとは思ってたけど、応援行けば良かったかなぁ。。。


ソロで集団ゴールした人の動画があったので載せておきます。集団内の展開がなんとなく見えて面白い。

m.youtube.com


というわけで、幣チームではチームメイトを募集しております。(ソロで優勝しちゃうような)すごく強い人がいるわけではないのですが、楽しく勝ちを狙いに行くチームです。「俺もレースに出て勝利の美酒を味わいたいぜ」という方がいらっしゃいましたら、下記よりご応募くださいませ。よろしくお願いいたします。
www.net-menber.com


【参考】
チームに参加するメリット・デメリットって?というエントリーです。
behind-the-bar.hateblo.jp

MZ-M80とPD-MX80の違い

先日アリエクスプレスで購入したMZ-M80ペダル、本物(?)のPD-MX80を手に入れたので、ほぼ完バラして比較してみた。

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MZ-M80とPD-MX80分解図

分かったことをまとめると、こう。
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重量

PD-MX80が498g、MZ-M80が重量が465g。重さが結構異なるのは、内部のシャフトの重量の差が大きい。MX80の方が一回りごつい。あとボディ単独でもわずかにMX80の方が重かった。ボディ形状はどちらもほぼ同じなので、もしかするとボディの材質(比重)が異なっているのかもしれない。自転車関係で良く使われる6000系アルミとその辺のショボいアルミ素材だと比重が0.1くらい異なっているのでありえるかも。

ピン長

ボディにえぐりが入れてあって、M80の方がMX80よりピンが長い。そして互換性無し。公園トライアルで試してみたけど、シューズへの食いつきはM80に軍配。

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ピン長。上M80、下MX80

ベアリング

MX80はシマノお得意のカップ&コーン式が2個。M80はクランク側にニードルベアリング、ペダル側にカートリッジベアリングがそれぞれ1個内蔵。アフターパーツも供給されているし、バラしてグリスアップも出来るので、メンテナンス性は圧倒的にMX80。

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M80のニードルベアリング
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MX80のカップ&コーンベアリング

シャフト取付部

シャフトのネジ山がどこに切ってあるかってことなんですが、MX80はペダルの中央部にある。そしてネジ部が太く長い。対してM80はペダルのクランク側で受けていて、ネジ部は細く狭い。対衝撃性は間違いなくMX80が有利だと思われる。

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MX80のシャフト。ネジ部が中央
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M80のシャフト。ネジ部がクランク寄り

ペダル全体サイズ

シャフト部の違いにより、M80の方が全体的にロープロファイル(幅が狭い)。ペダルヒットしにくいのはM80だろう。

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MX80(奥)がM80(手前)より背が高い


結構違うもんだな。こうやってバラすのは勉強になる。リバースエンジニアリング的なというか、パーツに込められた設計思想や意図が伝わってくる。MX80とM80はパッと見こそ双子のようだが、そこに通底するエンジニアリング哲学のようなものがまったく異なっている。

M80は安いけど、理由として中間マージンを排除している、というのもあるだろうけどそれだけじゃ無いな。パーツの簡素化や、汎用品の流用、ある種の手抜きでコストダウンをしているのが伺える。

対してシマノMX80は異常なほど壊れにくい部品作りに情熱を傾けている。どんな体重のライダーがどんな乗り方をしても壊れにくい。そういう作り方。


ただ、どちらが良いというわけではないかな。ユーザーニーズによって評価は異なってくるという話だ。年間100㎞ほどしか走らない人(例えば自分のような)にはシマノはオーバースペックだと思うし、逆にENSに全戦出場するようなライダーならシマノ一択。この辺は割りきりも含めてチョイスすれば良いと思う。まぁ予算が潤沢ならシマノ一択なわけですが。


他にも

これと
s.click.aliexpress.com
これとか
Chester Pedalwww.raceface.com


これと
s.click.aliexpress.com
これとか
Stamp 1 Smallint.crankbrothers.com


ぱっと見全く同じだけど、きっといろいろと異なってくるんだろうな。

ペダルこれ以上増やしてもしょうがないのでもうやらないけどw

ワイズロード横浜でスマートローラー乗り比べ

今、室内トレーニングにはELITE VOLANOというローラー台を使っている。購入してそろそろ5年くらいかな。大きな不満はないし、ダイレクトドライブ式で静かなのだが、ZWIFTをやるときに便利なERGモードが搭載されていない。周りでもスマートトレーナーを使う人が増えて、色々聞いているとERGモードの有無はかなり重要らしい。タバタなどの短時間のインターバルなどは、これがないと完遂できないこともあるとか。

スマートローラーも熟成が進んでいるだろうし、そろそろ更新の時期かもしれない。何を買うかはまだ決めていないが、買うなら国内正規代理店経由にしたい。代理店経由だと不良や修理対応がスムーズ。VOLANOでも初期不良があって結構ばたばたした。

そんな中、ワイズロード横浜でスマートローラーを複数乗り比べできるという情報を発見。


よし、行ってみよう!

置いてあったのはこいつら(ABC順)

ちょろっと試乗させてもらったので、ほんとにファーストインプレッション程度に感想を。せっかくなのでワイズロードオンラインのリンクを貼っておこう。気になった方はワイズロードオンラインの売上に貢献してあげてくださいw

比較表はこんな

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スマートローラー比較

ELITE SUITE

音も静かだし脚の微調整も出来る。持ち運び用のハンドルもあるし、なんというかユーザーニーズを外さないところ、流石老舗だよな~。価格もこなれてる。正直高額なトレーナーと比べてそこまで違うようには思えなかった。今使っているのもELITEなので、なんとなく親しみもある。乗った5台の中ではベストコスパかも。
【追記】このモデルパワーメーター非内蔵タイプだそうだ。misuro b+タイプみたい。misuro b+は負荷装置の回転数からパワーを算出するタイプで、精度的にちょっと落ちるイメージ。SUITEは精度良いみたいだけど、間接的にパワー算出するタイプはどうなのかな。安いのはその辺が理由なのか?


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ELITE SUITE

EXPLOVA NOSA S

5台の中では一番ノイズが大きい。うるさいというわけでもなく、今乗ってるELITEと同じくらいかな。脚のチルト微調整無し、ハンドル無しなど、結構割りきった作り。価格面でものすごくアドバンテージも無いところを考えると、熟成待ちかな。

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EXPLOVA NOSA S

SARIS H3

動作音も非常に静か。駆動部も露出が少なくて安全性も高そう。ちょうど値段も割引してて悪くないと思う。フリー音が結構大きくて(例えるとカンパ級)早朝深夜は気になるかも。セットされていた下の台(MP1 Nfinity Trainer Platform)は前後左右に揺れ、確かに凄いなという感じなのだが、まぁ要らないw

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SARIS H3

TACX Neo 2T

音は非常に静か。機体が左右にチルトするようになってて自然な感じ。左右の傾き(チルト)が微調整出来ないので、ベランダとか勾配のあるスペースだと少し面倒かも。形状的にウィングのような形状で本体を支えているので、板とかを下に挟まないといけない。今トレーニングしている場所が勾配があるので、この調整機能は重視している。

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TACX Neo 2T

Wahoo KICHR

折り畳み機構や動かしやすいハンドルなど、良く見ると考えられた作り。音も静か。高いけどなるほどの出来。ここんちとタックスがシェアが高いんだっけ?キッカークライムは…ヒルクライマーならあると良い?個人的にはギミックが凝れば凝るほど不良が出る可能性が高まるのであまり気が進まないな。

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Wahoo KICKR

ERGモードがどんなもんか気になったのだけど、表示されたZwiftのコースが平坦だったり、上手く接続できなかったりで良く分からず。。。色々聞いていると、各社結構進化していてかなり似たり寄ったりらしい。それから繰り返し精度というのか、毎回同じレベルでパワー測定が出来るものが良いのだけど、その辺の表記がまだ定まってないようだ。できればスマートトレーナーの製造企業は測定項目や方法をある程度統一してほしいところ。


この5つの中から買うならELITEかな。EXPLOVAは音が気になる。TACXとWahooはちと高い。SARISはめっちゃスタッフさんに推されたけど、それはそもそもおたく(ワイ・インターナショナル)が代理店じゃん?当然ノルマがあるだろうし、そりゃ推すよねw


人柱するなら中華スマートトレーナーのThinkriderでしょ~とも思うんだけど、トップレンジのX7はアリエクスプレスで実売7万円前後。そこまで価格差があるようには思えない。しかも海外通販になるので、不良があったとき確実に面倒。うーん、ちと手を出しづらい。同じThinkriderでも、2021年モデルの新型X5 neoは実売で6万円を下回るので、こっちなら有りかな??ただ新製品は本当に人柱感が強いからなぁ。。。




さて、どれにしようかな~

MX-80風ペダル 「MZ-M80」

シマノの名作ペダルPD-MX80そっくりのペダルがアリエクスプレスで売ってた。その名も「MZ-M80」。
メーカーはMZYRH。読み方は不明。ムジィラァ?ミツィルハ?webページ等は無く、詳細は不明。アリではペダルが沢山ヒットするのでアルミ加工がメインなのかな?

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MZ-M80
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PD-MX80


似、似てるwww
試しに購入してみた。


形状
ボディやスピンドルの形状は本物と同じに見える。ちゃんとコンケイブも付いてるし。遠目にはMX80と見間違うんじゃないだろうか。

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MZ-M80外観
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MZ-M80コンケイブ


仕上げ
表面処理、これがやたら甘い。塗装が超適当だし、ボディにうっすらとバリが残ってる。なんだこれ?今どきここまで出来の悪いペダルはないぞ?

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雑な仕上げwww

重量
重量はペアで465g
PD-MX80の公称値はペア500gなので、本物よりちょっと軽いかな?

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MZ-M80重量

ピン
これはシマノ純正っぽくも見える。ネジロック剤が塗布されているが、申し訳程度。シマノ純正のピンはネジ部が真っ青になるくらい塗りたくってるのでこの辺の気遣いには雲泥の差が。あと、MX80はピンにワッシャーが噛ませてあって、ピンの出シロを調整できたはずだけど、これにはワッシャーは無し。

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MZ-M80ピン

ベアリング
シャフトを手で回した感じは、ヌルヌルのいわゆるシマノっぽい手触り。



インプレ
この手のパーツは使ってなんぼ。とりあえずトレイルに持ちこんでみた。ライドした感じはごく普通のフラットペダルかな。食いつきも良好。そこまで重さも感じなかった。コンディションは良かったので泥つまり等の確認はできず。特にトラブルは無し(面白くないw)。まぁ形はシマノと同じに見えるし、性能面ではおかしなところはないだろう。
現行XT(PD-M8040 SMサイズ)も持っているが、食いつきはほんの少し現行XTの方が良いかもしれない。踏み面が一回り大きく、安定感に若干差がある。
耐久性は未知数だが、ピンとシャフトは本物と同じものが使えそうなので、最悪すぐゴミになることはなさそう。





結論としては、こりゃMX80の劣化コピーだ。部品単位で見ると本物と同じ物が使われている可能性があるが、シマノ特有の高品質な感じが全くない。ボディの型はシマノを流用しつつ、加工や組み立てはシマノとは別の工場を使っているんじゃないかな。


価格
このMZ-M80、アリエクスプレスだと2500円ほど。
www.aliexpress.com



Amazonだと3000円ちょっと。



本物のMX80の後継機種、GR500は6000円ちょっとで売ってる。


ざっくり本物と倍の価格差か~。クオリティがMX80と同じくらいなら「激安!」と言えるんだが、使い勝手はともかくとして、全体的に残念な仕上がり。「安いけど、品質は価格相応」だな。食いつきはシマノ同等だと思うので、1円でも安いものが欲しい人とか、消耗品(使い捨て)扱いできる人むけかなぁ。


本物のMX80も注文済みなので、届いたら比較記事書くかも。

【書きました】
behind-the-bar.hateblo.jp




【閑話】
それにしても、このペダル、シマノ知財権を侵していないの?

工業製品に関する法律と言うと、「特許権」「実用新案権」「意匠権」「商標権」などがあるけど、関わりそうなのはデザインに掛かる意匠権だろうか。

意匠権 - Wikipedia

うーん、これ意匠(デザイン)が特許庁に出願されている必要があるのかぁ。特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で調べたけど、該当するものは無し。つまり意匠権は侵していない。


意匠権ではなくて、「景表法(不当景品類及び不当表示防止法)」か、「不正競争防止法」ならどうだ?

不当景品類及び不当表示防止法 - Wikipedia
不正競争防止法 - Wikipedia


不正競争防止法での「デッドコピーの禁止」が該当する?
むむ、デッドコピーは販売開始から3年間が経過すると適用されなくなるのか。PD-MX80のwebページには発売2013年とあるので、この規定は適用されないだろう。
bike.shimano.com


軽く調べた範囲では、このペダルは法に触れるものではないみたいだ。商売上の倫理観みたいなものはさておいて、だけど。
素人考えだが、この製品を販売中止とかに持ち込むのは難しそうだ。シマノ法務が本気になれば何とかできそうな気もするけど、微妙な案件は長期化するし、コストに見合わないのかもしれない。まぁ国内のメーカーがこんなの作ったら二度と日本で商売できなさそうだけど、中国だからなぁ。。。

2回目の緊急事態宣言

2回目の緊急事態宣言が一都三県に出る見込みだ。また対策しないとなぁ…


コロナ流行以降、ニュースをウォッチしている範囲では、自転車で感染した、クラスター化した、というニュースは目にしなかったと思う。相撲、剣道などのコンタクトスポーツで感染例が多いかな。


なので、少人数の自転車ライドについては、感染リスクはかなり低いと思う…が、そう言い出すとグダグダになるので一定の行動指針は必要だろう。人間は慣れるものだし「俺たちはクラスター化しないから何やっても良いんだ」ってなってモラルハザードを起こしそうな気がする。ぶっちゃけ自粛警察もやっかいw今回も前回とほぼ同じような内容で行こうかな。


当面の行動指針

- 県をまたいだライドしない- 言わずもがな。ライドは県内で完結。
- グループライドしない- これまた言わずもがな。レースの延期/中止で、グループ練習の意義が正直薄い。あと、グループライドは落車リスクが割と高いのも気がかり。
- 怪我しない- 週間TSSは600以下。あとMTBでのトレイルライドはNG。ポレポレやね。あ、全然関係無いけど、岩合百合子さんの「アフリカ・ポレポレ」は名著。



うーん。「~しない」ばっかりだなぁ。あんまり楽しくない。禁止項目だけだと息詰まっちゃうな。「~する」もいくつか足しておこう。正直、前回はZwiftにドハマりしたおかげで乗り切れたようなものだ。今回はその中毒も少し緩和されているだろうと思うので、他にも楽しみを用意しよう。


- 目標を立ててストトラ練習をする- 寒くなってさぼり気味のストトラ練やろう。目標は左右のジャックナイフターンのマスターだな。
- ヨガとストレッチで柔らかい身体つくりをする- 平日はぜんぶやろう。柔軟性が高いと怪我もしにくい。ヨガはアプリもいくつか試したのだが、最終的にYouTubeのB-Lifeに落ち着いた。動画がとにかく沢山あるし、1本がそれほど長くないので手軽に取り組める。
www.youtube.com

- シクロクロスでのバニーホップ練習をする- やれるとかっこいいからww 目標30㎝!
www.youtube.com



やるとやらないを3つづつ。ちょうど良いんじゃないかな。楽しくないと続かないよね。



あと、昨年から「スポーツやろうよ!」で行っていたチーム員募集も一時停止します。メッセージ自体は受け付けていますので、ご連絡いただくのはウェルカムです。宣言が明けたらぜひご一緒しましょう。


ERGモード付のスマートローラー買おうかな。
Thinkriderが結構気になる。
s.click.aliexpress.com



【参考】1回目のときのエントリー
behind-the-bar.hateblo.jp

ダウンカントリーバイク?ICAN S24、Carbonda FM909

メーカーサイトを徘徊していたら見つけたICANの新作フレーム
www.icanbikes.com

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ICAN S24外観


Carbondaでも同ジオメトリーのバイクを掲載している
www.carbonda.com

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Carbonda FM909

用途 XC
素材 100%東レカーボン
サイズ S、M、L、XL
重量 1750±30g(M)S-Super Light
BB BSA-73、オーダー可
ブレーキ ポストマウント
ヘッドセット 上1-1/2" 下1-1/12 FSA ACR
アクスル R:12*148mm
シートポスト 30.9mm
クランプ 34.9mm
タイヤ 27.5"*2.8" もしくは 29"*2.35"
チェンリング 最大36T
Bローター 160-180mm
Rユニット 165mm*40mm
Fトラベル 100mm
Rトラベル 100mm
テスト EN規格テスト(社内)
技術 EPSモールディング
特徴 ケーブル内装、外装コンパチブル、ワンピースデザイン
超軽量(1750g)、 12*148mmブースト、デザイン及び塗装可


どちらも同一金型かな。詳細が掲載されているCarbondaのを載せておこう。
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ICAN S24、Carbonda FM909ジオメトリー(多分)

RサスストロークXC仕様の100mm。取付はトラニオンマウントかな。サスユニット配置は、Canyon LUXなんかと同じトップチューブ下に這わせるタイプ。KONAのHeiHeiも2021からこのデザインに変えてきたし、Wボトル化には欠かせない。
そう、ダブルボトル!これはでかい。トップチューブ下のユニット配置と、ダウンチューブをえぐることでスペースを確保している。王滝などマラソン仕様では超ありがたい。



リア三角にはピボットが無いタイプ。これは、薄く作られたシートステイが撓むことでプログレッシブ効果を得ようという設計と思われる。この辺は自分が乗ってるFM936と同じ。ちなみにFM936には1年乗ってるけど、スイングアームの破損等は無し。やばいダウンヒルとかやらなければ大丈夫っぽい。カーボン素材は、アーチェリーのボウやゴルフクラブのシャフトなど弾性変形が大きなものにも多く使われているので、案外こういった使い方でも壊れないものなのかもしれない。知らんけど。



シートチューブの曲がりがBB付近にあり、シートポストの挿しシロが大きく取れそう。150mmとかロングドロッパーの運用が出来るんじゃないか?自分のFM936は、シート高685mm、125mmのドロッパーシートポストがギリギリなので、ポジションの自由度はこちらの方が高そう。



重量はどうも2種類らしい。ノーマルは不明だが、スーパーライト版の1750gスーパーライト版だと完成車で11kg切りを狙えそう。軽量化に振ったXCスペシフィックなアッセンブルなら10kg前半まで行けるかも?



ケーブルルーティングはFSA ACR互換らしいが。。。いらんわこんなもんw
オフロードバイクはヘッドに水が入ることが多いので、ベアリング交換時にケーブル全交換が必要になるACRシステムは不要。しかもポジションが固定化されるので、トレイル仕様はライザーバーでXC仕様はフラットバー、みたいなことも出来ない。まぁ外装も可能なようなので、組むなら絶対に外装にするのが良さそうだ。



ヘッドアングルが67°でWBも結構長く、察するに用途はダウンカントリーかな。ダウンカントリーバイクについては下記参照。
behind-the-bar.hateblo.jp


これ、、、良く見るとCarbonda FM936とほぼ同一ジオメトリーなんだよね。

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Carbonda FM936ジオメトリー


FM936は海外で結構売れたみたいなので、柳の下のドジョウということだろうと思う。ICANが出すのは分かるけど、Carbondaがこれを出す理由は?こっちの方が原価が安いとか??



なかなか良さそうだな~
なんでISCGマウントついてるのか、全く理解できないけど。。。


【閑話】
コロナの影響で、シマノパーツの供給がかなり不安定だ。下半期は売るものが無くなるなんて恐ろしい話もちらほら。中華カーボン系はほぼバラ完で組むことになるので、コンポーネント不足は結構影響しそう。

同一ジオメトリーブラザーズ

FM936のエントリーでも書いたけど、複数メーカーが同一ジオメトリーのフレームを販売しているケースって、ちょいちょいある。
behind-the-bar.hateblo.jp



MTB
NS Bikes Synonym
NS Bikes - Stay True!
https://ep1.pinkbike.org/p4pb18233330/p4pb18233330.jpg

Conorbikes WRC
WRC DARK 21 | Conor Sports, S.A.
https://www.conorbikes.com/product/image/medium/.110503ngxl_0.jpeg

Stevens(発売されなかった模様?)
[Exclusiva] Nueva doble de XC de Stevens, imágenes de su prototipo
https://esmtb.com/wp-content/uploads/2019/06/stevens_jura_sl.jpg
*1

まぁいわゆる「完璧に一致!」てやつだね。

当然、MTB以外にもある。



シクロクロス
Donnelly C//C
Cyclocross Bikes – Donnelly Cycling
https://cdn.shopify.com/s/files/1/2266/8111/products/bike_CC_blue_00_drive_848x1024.jpg?v=1527650820

Bombtrack Tension C
Cyclocross – Bombtrack
https://bombtrack.com/wp-content/uploads/2020/09/BT_MY21_Tension_C_glossy_turquoise-01.jpg

Planet X XLS EVO
CX - Cyclocross Bikes | Planet X
https://www.planetx.co.uk/imgs/products/px/950x600_constWH/CBPXXLSEVRIV1_P1-02.jpg?v=rf
*2



ロードバイク
Cinelli Pressure
Pressure - Cinelli
https://ciclicorsa.com/content/wp-content/uploads/2020/09/Pressure_sidewind-55.jpg

Atom6 STRADA
STRADA - Atom 6 cycling
https://www.atom6cycling.be/site/assets/files/2085/20200814-14082020-zwart-rode_fiets-1.900x600.jpg

【元ネタ】
https://bikenewsmag.com/2020/12/18/cinelli-pressure-strikingly-resembles-atom6strada/


気づいただけでこれだけ(ロードはネタ元あるけど)。結構あるなぁ。とりあえずこいつらは同一ジオメトリーブラザーズ、略して「同ジオ兄弟」と呼ぶことにしよう。


これ、どういうからくりなんでしょうね。

以下は想像です。


R&D・販売を担当するメーカーと、設計・製造を担当するファクトリーがいる。メーカーは普通、金型の独占使用権を持っている。当然、元を取るためには大量製造/販売が基本になる。まれによくある「メーカーがノルマ押し付けてきてキツイ」の背景だね。


大手はこのやり方がメインなんだと思う。ただ、中小規模のメーカーだと、ファクトリーが要求する製造本数を確保できない。そうするとメーカーは競争力のある価格で販売できないし、ファクトリーは利益の出る本数を製造できない。困った。


そこで、フレーム(金型)の共同利用スキームの出番


メーカーAがR&Dを担当し、ファクトリーは製造を担当する。メーカーAは本来持っている金型の独占使用権を手放し、代わりに価格面のディスカウントを受ける。ファクトリーは他メーカーにもフレームを卸す。購入したメーカーB、Cは塗装を変えて別モデルとして販売する、的な。
エリアフランチャイジー的なものや、2次利用に際してはカスタマイズを要求する、メーカーAしか販売できない優先期間を設ける、などの付帯条件がありそうだけど、基本はこんな感じだろう。

当然、開発メーカーと製造ファクトリーが同じ会社ってこともありえて、そういうのの一部が、いわゆる「中華カーボン」(海外では”Open Mold Frame”)って呼ばれるんだろうと思う。


図示するとこんな?

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大手による独占利用
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中小による共同利用


業界人じゃないので、全部想像だけどw


メーカーAのメリット
・安く仕入れることでR&Dコストを早期に回収できる


メーカーB,Cのメリット
・既に実績のあるフレームを使うことでR&Dコストを負担しないで済む


メーカーA,B,Cのデメリット
・オリジナリティ(≒ブランディング)が上がりにくい
・商圏のバッティングが発生することがある


ファクトリーのメリット
・製造台数を増やし、売上・利益増
・金型償却までの期間を短くできる
・フィードバックが増え、品質向上が期待できる


顧客のメリット
・個性的なプロダクトを安価に購入できる



デメリットは若干あるが、誰も損しない素晴らし仕組み!上記のシクロクロスのフレームの場合、Donnelly(米)、Bombtrack(独)、Planet X(英)とマーケットの棲み分けが出来てる。日本だとDonnellyとBombtrackが輸入されているのでバッティングしてるけどw


スペシャライズドやGIANTなどの巨大企業は資本と大量生産によるコストダウンで勝負し、中小はこういうフレームの共同利用で勝負するということなのかも。仕入価格やR&Dコストを分散できるなら、大手にはできないチャレンジングな製品開発できるしね。


こういう金型の共同利用、まぁ昔からあるビジネススキームなんじゃないかな。近年、情報伝播が速く、遠くまで届くようになって、以前より可視化が進んだのだと思う。

なお、同ジオ兄弟は、発見しだいこのエントリーに書き足して行く予定。


【閑話1】
中小の戦略、こういうスキームが流行ると、プロダクトで差別化しにくくて、マーケティングが勝負の分かれ目なのかなぁ。塗装、webページの作り込み、PV、ソーシャルメディアの使い方、どんなライダーをサポートするか、みたいな。

【閑話2】
MTBはたぶんNSがR&Dをやってるんだと思うけど、シクロとロードはどこが担当したんだろうかと疑問が。
シクロクロスの方は、ジオメトリーがめちゃくちゃ良さげで妥協してる感が薄い。中国メーカーが適当に作ったやつではなさそう。Donellyはメインはタイヤメーカーだからフレームの開発能力が低そうだし、Planet Xは元から開発したりしない。オフロードバイクで実績があるBombtrackが担ったのかな?と想像。
ロードは…分からんな。Cinelliの過去のデザインからかなり離れてる(カーボンフレームはスローピングが多い)し、Atom6はかなり企業規模が小さそうだし。デザイン的には自分の持ってるICANと雰囲気が似てるんだよなぁ。どこかは分かんないけど、中国のメーカーが設計に深く関わってそうな気がする。

*1:NSとそれ以外の2社のは、リアバックが別デザインになってるから完全同一ではない。

*2:この3台も完全に同じではない。BBが異なる(DonnellyはBB86、BombtrackはT47、Planet XはJIS)し、ケーブルルーティングも少し違ってる

SROAD SLR2 超軽量カセットスプロケット

SROADって中華メーカーがリリースしてる、ロード用の軽量カセットスプロケットSLR2

購入 Aliexpress
価格 約7,500円
重量 168g!!(11-25t、実測)

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SROADの超軽量カセットスプロケットSLR2

商品
s.click.aliexpress.com
メーカーサイト
www.flysroad.cn



なんつー軽さ。Dura-Aceの11-25が公称175gなので、おそろしく軽い。


カセットの軽量化は、ホイール外周部の軽量化に比べると走りへの効果がほとんど期待できない。100g軽くなっても、体感できるような変化は無いだろう。とはいえ、今使ってる5800系105(公称285g)との重量差があまりに大きく、その軽量さに惹かれて思わず購入。ZTTOブランドなどからもほぼ同じ見た目のものが発売されているので、中身はきっと同じかな。


ラインナップは11-25t、11-28t、11-32tの3種。今回は平地でのギアの繋がりの良さを重視し11-25tをチョイス。
トップギア以外は一体式のスチール削り出し。本体の裏はアルミのスパイダー。肉抜きもがっつり入っていて、なるほど軽さに振っている感じがする。

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SROADの超軽量カセットスプロケットSLR2(裏)

Bitexのハブ、8000系の機械式コンポーネント、YBNのチェーンという構成。取り付けはスポン!という風にはいかず、グイグイ押し込む感じ。シマノに比べるとちょっとタイトかな。


スタンドに載せて調整。



チャリチャリチャリチャリチャリチャリチャリチャリ…



ってぜんぜん調整できねぇ!



ロー側をしっかり合わせるとトップ側が上手くいかず、トップ側を合わせるとロー側がダメ。おれこんな調整下手だったっけ?と自分の腕を疑い、シマノに戻したら爆速で変速したので、こりゃカセットに問題ががが。


これでは実走は無理ですわ。変速しないカセットはただの金属の塊に過ぎない。久しぶりに中華系パーツで外れを掴んでしまった。Aliexpressのレビュー見てるとちゃんと変速する風なコメントもあるので、交差外の製品が届いたのかもしれない。基本設計に問題があるのか品質管理に問題があるのか…以前購入したMTB用のカセットは問題なかったので油断してた。まぁそもそも同じ工場で作ってるわけじゃないだろうし、中華というくくりも乱暴か。まぁしゃーない。


しかし、こういう経験をすると、シマノやっぱすげーなってなってしまう。カセットなんて自分の回りですら100個近く使われてるのにダメだったなんて聞かないもんな。摩耗して犬歯みたいに尖ってからようやく変速不良になるレベルだもん。手持ちの105の方が百倍性能良いです、はい。


裏のスパイダー部までスチールの削り出しした類似製品もあるので、いつかリベンジするかも...いや、やめとこw