Plover Cycles Blog

ロードとMTBとシクロクロスと。

News of the week 20211011~1017

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ようやく涼しくなってきた…
温暖化によって夏の酷暑化が凄まじい。そのうち夏がオフシーズンで秋~春がレースシーズンになっていきそうな気がする。

「Allez! Opi Omi」の裁判

こうやって観客が騒ぐのも伝統の一部なのかもしれないが、この手のトラブルは選手の人権侵害だし、厳罰化に進むべきではないかと思う。
オリンピックロードレースでも半裸で選手と並走したバカ陽キャがいたねそういや。
www.afpbb.com


エキノコックスが本州上陸

知多半島では定着したということなので、よほどのことをしない限り本州全土に広がっていくだろう。根絶はおそらく現実的ではなく、遅滞作戦と予防教育に力を注ぐべきか。マダニ、ヤマビル、破傷風エキノコックスか…MTBerは危険がいっぱいだな
www.fukuishimbun.co.jp


奥鬼怒林道がサイクリストに開放!

来年の新緑の頃に行くか

今年は11月7日までの期間限定で、冬季は中断し2022年4月29日から再開予定。希望者は女夫渕バス停市営駐車場、奥鬼怒温泉の旅館「加仁湯」「八丁の湯」の3カ所に設置された専用ボックスに住所、名前などを記入した参加届を提出する。植物の採取禁止や指定場所以外の駐輪禁止などルールを明確にして、環境保全などのマナーを守ってもらう。

www.nikkei.com


「サイクル。」の4巻が出た!

相変わらず面白い
巻を追うごとにビブが短くなるのはなぜなんだぜ


シーオッターで発表になったe-MTBたち

やべぇのがちょいちょいある
www.pinkbike.com


シーオッターでのパーツ群

ヨシムラがMTBステム発表してる!
www.pinkbike.com


こっちはCyclingTipsのシーオッター関連記事

Veloのカラフルサドルがいい感じ。たぶん細身のMTB用かな?シクロクロスバイクに付けたい。
cyclingtips.com


StumpJumperEVO(アルミフレーム版の方)がマイナーチェンジ

・ヘッドアングル65=65.5°可変
・BB高は7mm調整可
・マレットホイールに対応
・ダウンチューブストレージ
良いではないですか
www.mbr.co.uk


ダウンカントリーの流行に乗ってトレックのTop Fuelがリニューアル

・前後120mmストローク
・ダウンチューブストレージ
・ヘッドアングル66°
・フレームリーチはXC比+10mm(Mで440mm)
スーパーキャリバーがXCレーシングモデルとして存在するので棲み分けということだろう。リアサス形式はリンケージドライブ・シングルピボット・サスペンションなので、ダウンカントリーで多く採用されているフレックスピボットよりも動きが良さそう。
funride.jp


サンタクルズのオーナー企業がGT/キャノンデールを買収

www.mbr.co.uk


Tweet of the week

足柄グラベルライド20211009

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10月9日(土)
天候晴れ、最高気温24度

この週は本来は稲城クロスの日…(中止になった)
グラベルライドに出かけて欲求不満を晴らさなくては!と足柄方面へお出かけ

ルートはざっとこんな感じ。
足柄運動公園
 ⇒大野山
  ⇒グラベル
   ⇒グラベル
    ⇒高松分校
     ⇒足柄運動公園
距離47km、獲得標高1300mグラベル比率は全体の30~35%くらい?舗装も継ぎはぎが目立ち、ロードではちょっと嫌かなという、まさにグラベルバイク向けルート。天候も良く、最高のライド


何枚か写真をどうぞ。
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動画はこちら
youtu.be


アプローチルートとなる大野山へのヒルクライムが中々に地獄。7㎞8%と数字だけ聞くと大したことが無いが、前半がフラットなので後半でゴリゴリ脚を削りに来る。同行した一人が脚攣りで無念の足つき。神奈川のヒルクライムというと難易度低めのヤビツ峠、というイメージだが、こっちは辛目の難易度。ただ車も少ないし見晴らしも良いし、こっちもあり。
足柄エリアはどこを見渡しても山ばかり。何人かのローディとすれ違ったけど、明らかに目つきが違う。みんな野武士のような、あきらかに「やる」雰囲気を迸らせていた。

立て続けにグラベルライドを企画してみたら、ロードのメンバーとも、MTBで集まるメンバーとも違う人が多く参加してくれた。どちらとも違う魅力があるようだ。ロードで得られる景観の良さと、MTBで得られるアドベンチャー感の良いとこどりというか。MTBは楽しむのにスキルが要求されるし、自走で舗装路を走るのが苦痛。ロードは荒れた路面になると途端に苦行になる。
陸と水の接するところを「汀(みぎわ)」と呼ぶが、グラベルライドというのはちょうどこの汀のような、大自然と人工物との接するポイントを楽しむものなのかもしれない。

MTBが「興奮」、ロードが「爽快」だとすると、グラベルは「癒し」かな~。MTBもロードもアッパー系ドラッグだけど、グラベルはダウナー系

Canyon Inflite CF SL 6購入/レビュー

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Canyon Inflite CF SL 6を購入した
www.canyon.com

購入動機

ワクチン接種の副反応で
従来のインフライトにはGRXフロントシングル仕様がなくて、今年モデルはFシングルがあったため。


購入について

本体 ¥219,000
送料 ¥21,500
税金 ¥13,200
合計 ¥253,700
納期 発注から6週間で到着
いやー安いっす。


基本スペック

カラー Team Alpecin Fenix Replica
サイズ S(身長177㎝)
フレーム Canyon Inflite CF SL Disc
アクスル F:12*100、R:12*142
ブレーキ フラットマウント
コンポ Shimano GRX800,600,400ミックス
ホイール DT Swiss Cross LN 内幅21.6mmフックレス
タイヤ Schwalbe X-One Allround TLE
ステム Canyon V13 80mm
ハンドルバー Canyon H17 400mm
サドル Selle Italia Model X
シートポスト Canyon SP0042 VCLS CF


各部の重量

重量 フレーム1,220 g、本体8.89kg
届いたタイミングで各部の重量は確認済み。こんな感じ

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Canyon Inflite CF SL 6重量

組立

簡単。特筆すべきこと無し。


インプレッション

インプレするのもおこがましいというか…。マチューが乗ってるバイクと(ほぼ)同じで、不満が出るのはあたまがおかしい。それでも気づいたことをいくつか。

レース

10月3日の茨城CX小貝川にエントリー。今まで乗ってたリドレーとはこんな感じで規格が違う。

  • アルミフレーム⇒カーボンフレーム
  • クイックリリース⇒スルーアクスル
  • チューブドタイヤ⇒チューブレスタイヤ
  • ミニVブレーキ⇒ディスクブレーキ
  • 10速⇒11速
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Canyon Inflite CF SL 6@茨城CX取手ステージ
カーボンフレームが良い

めっちゃ走るこのバイク。おそらくスルーアクスル化の影響だと思うが、前周りの剛性が高く、フロントタイヤをラインに乗せたときにブレない。破綻せずに走れる幅が広いというか。ちょっとラフな操作でもバイク側でカバーしてくれる。後ろ周りもしっかりしていて四つ足で蹴っ飛ばすような加速をする。剛性は高く感じるが、乗っていて不快に感じるような硬さや不快感は無し。レース後半でタレにくそう(タレたけど)

ジオメトリーが良い

乗った感じは、以前乗ってたリドレーより安定感が高く、下が荒れているときでも安心して踏める。リドレーに比べるとかなりロードバイク寄り。半面、アクションはやや重く感じるし、旋回性についてもリドレーの方が良い印象。ここはトレードオフの関係なので、ポジション出しなどで良いポイントを探ることになるだろう。

水、泥の侵入対策がすごい

ヘッドベアリングのカバーは2重スルーアクスルのエンドは樹脂パーツでカバーシートポストもゴムで覆っているチェーンデバイスは小型で異物が絡まりにくい*1絶対にレース中にトラブルを起こさせないぞ!という強い意思を感じる。泥レースとなった小貝川でも当然トラブル無し。ひどく汚れたのでコイン洗車の高圧洗浄(自転車では禁忌)で思いっきり水を吹きかけたが、フレームへの浸水はほとんどなかった。この辺は実戦を通じたR&Dの結晶、という印象。

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Canyon Inflite 2重のヘッドカバー
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Canyon Inflite アクスルエンドの樹脂カバー
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Canyon Inflite 樹脂のシートポスト保護
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Canyon Inflite 小型のチェーンキャッチャー
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Canyon Inflite 大きめのタイヤクリアランス
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Canyon Inflite 大きめのタイヤクリアランス
GRXのコンポーネントが良い

変速はロードコンポのアルテグラよりもクリッカブルで、変速時の手ごたえがしっかりしている*2。重いわけではなくて「カチカチっ!」という手ごたえが大きく、変速している感覚が手のひらに伝わってくる。ディスクブレーキについては、ロードもマウンテンバイクもシマノコンポーネントなのでこの辺のタッチはかなり似てて、乗り換えても違和感が少ない。今までのリム制動ブレーキだと、レース直後に毎回手のひらが攣っていたのだが、さすがにGRXはそういうことも無し。カーボンフレーム化と併せ、体へのダメージが相当減らせていると思う。

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シマノGRXコンポーネントと堅牢なアルミパーツ
一部のパーツは専用規格

バラして分かったけどスルーアクスルのネジピッチが1mmだった*3。アクスルを人と貸し借りしたりする人は滅多にいないと思うけど、アフターパーツとして社外品を購入するときは注意したい。
ステアリングコラムが1-1/4という特殊規格なのでステムの互換性が他と無い。ポジションが出てしまえば問題ないが、あれこれ試行錯誤が入ると入手性の悪さが気になるかも。とはいえジャイアントのOD2規格ステムが使えるので、ブランドが気にならないならショップで買えるのはありがたい。

カスタマイズの余地はあるか?

サドルやポジション周りは好みでカスタムするとして、他に手を入れるところはあるだろうか。ホイールはやや重めのものが付いている(1900g弱)。が、21.6mmと幅広のフックレスリムでエアボリュームもあるし、転がりも普通に軽いので正直軽量なものに変更してもそこまで変わらなさそう。順位をあと1番上げたい!とかならカーボンホイールに換えるかな、と。現時点では吊るしのアッセンブルで十分
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DT Swiss Cross LN 内幅21.6mmフックレス


細部が相当煮詰まっていて、非常に完成度の高いバイクだ。吊るしの状態で十分にシクロクロスレースに参戦できるし、ちゃんと走れれば結果もついてくるだろう。
当然、CXはフィジカルが重要なファクターとなるスポーツなので、バイクを変えたくらいで劇的な変化は当然ない。以前乗っていたリドレーと比べると、コース1周のベストタイムだけなら変わらないのではないかと思う。しかし、10周走ったら確実にキャニオンの方が速いだろう。アベレージが高い。また翌日のダメージ量も相当違う。


まとめ

Pros

圧倒的なコストパフォーマンス
捨てるところが無いパッケージングの良さ
水、泥対策が完璧に近い

Cons

レース会場で被りすぎ、自分のバイクが探せないw
スルーアクスル、ステムなど一部パーツが特殊規格


これからレースではこいつが相棒。よろしくお願いいたします。
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あとはフィジカルだけ…


【余談】

グラベルライドで使えるか?

林道ライドで数回使用してみた。タイヤは32Cのシクロクロス仕様のままなのでガレた林道は苦手だが、固く締まったオフロードなら余裕。ダボ穴が無いので本格的なバイクパッキングは出来ないが、日帰りなら全く問題無し。キャニオンはグレイル、グリズルとグラベルラインナップもあるので、グラベルメインなら当然そっちが良い。
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ロードバイクとして使えるか

ホイールをロードに替えると無茶苦茶走る。目をつぶるとロードバイクとおんなじ。ハンドルポジションを変更して、ホイール、タイヤ、チェンリング、カセットスプロケット等を交換すると本当にロードっぽく走れると思う。ただ、そこまでして?と聞かれると結構疑問。フロントシングルなので最高速は制限されるしね。
メインはCXで、たまにタイヤを換えてツーリング、みたいなユースケースなら良いかも。

Plover Cycle=中華カーボンじゃないの?

別に中華Loveというわけでもなく。リーズナブルならなんでも良い*4シクロクロスバイクに関しては、キャニオンより安く、キャニオンより高性能な中華系バイクが見つからなかった…。そこそこ走りそうなのは以前のエントリーであげたFM686くらいだろうか。これはどうもOEM専用品のようで個人で手を出しにくいのが残念。もともとシクロクロスバイクは不人気だからね、しょうがないね。中国でシクロクロスが盛り上がれば良いのが出てくるかも?

*1:片側がオープンになっていて泥や草が外に逃げるので詰まりにくい

*2:内部的に異なるのかレバー形状の違いによるものなのかは不明

*3:いろいろあるがピッチ1.5mmが主流

*4:リーズナブルの判断基準は「もし落車等やばい瞬間があっても躊躇いなくぶん投げて体へのダメージを減らせる」こと

News of the week 20211004~1010

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10月なのに全然涼しくならないんですが?!
夏より日焼けが進むってどういうこと?

SpecializedがCruxをリニューアル

bikerumor.com
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図はグラベルバイク相関図というか、ジオメトリーを簡略化して分類したものです。Cruxは今回のリニューアルでBBを低くし、ホイールベースを延ばしてきました。旋回性を重視するピュアシクロクロスジオメトリーから、ややオールロード寄りにモデルチェンジしたことが伺えると言えます。
もともとシクロクロスはヨーロッパで局所的に流行っているサイクルスポーツで、アメリカではあまりメジャーではないわけで、昨今盛り上がっているグラベルレースの方が世界的には注目度が高い。UCIグラベルレースを開催?という話もあるし、メーカーとしてはビジネス規模の小さいCXを切り離したがっているのだろう。
極端なことを言えば、シクロクロスというスポーツが、ヨーロッパのマイナーサイクルスポーツとなるか、世界的なサイクルスポーツにアップグレードするかを迫られているとも言えるだろう。ベルギーでは国技扱いというし、ヨーロッパ市場は十分大きいので、マイナースポーツとなってもそれはそれで悪くないとは思うが。


ワンバイエスシクロクロスフレームをアップデート

www.cyclowired.jp
なので、こういう、中小規模のCXバイクメーカーにとっては追い風。将来的に、CXバイクはハイエンドの小規模で高額なカーボンフレームとスチール系ビルダーのハンドメイドフレームの2つに集約されていきそう。


(ほぼ)グラベルレースとなった初開催のパリ・ルーベ女子レースはTREKのLizzie Deignanが栄えある勝利を掴んだ

cyclingtips.com


男子はコルブレッリ

www.cyclesports.jp


そしてコルブレッリが履いていたのはコンチネンタルの新型チューブレスタイヤ

bikerumor.com
これでチューブレス化へのトレンドは確定的になりそう。


MTBではサンタクルズがカメレオンをリニューアル!

www.pinkbike.com
・アルミフレーム
・リーチは445mm(サイズM)
・130mmストロークフォーク対応
・29erもしくはマレット
・ヘッドアングルは65度
・リアセンター可変
・ダウンチューブ下にケージマウント
こちらもシクロクロス同様、コンペティションからは距離を置き始めてるように見てとれる。
前作はクロスカントリーにも、ちょっと下り系にも使えるジオメトリーだったけど、今回はダウンカントリーど真ん中。記事ではトレイルライドやバイクパッキングなど、レースから離れた提案をしているようだ。既存サンタクルズユーザーのセカンドバイクにも良し、「サンタクルズに乗りたい」な若いライダーにも良し。欲しい。
コンペティションからレクリエーション」というのはバイク全体に流れるトレンド?


「フライトアテンダント」ロックショックスの無線サスペンションコントロールシステム

www.pinkbike.com


ラ・パッシォーネがモビスターチームへウェア提供

www.bikebiz.com
ここんちは直販をメインとした新興ジャージブランドらしい。モビスターで使ってるキャニオンも直販だし、相乗効果を狙ってる?


中年が気を付けるポイント

ff-cycle.blog.jp
英語圏MTBライダーの平均年齢は38歳というし、日本も似たようなもんだよね。なのでサイクリストの半分くらいは中年なわけで。気を付けねばなりません。

茨城CX取手ステージ@小貝川リバーサイドパーク20211003

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冬(暑かったけど)の風物詩、シクロクロスシーズンのはじまりです
湘南シクロクロスが中止になり、ポイント稼ぎのために茨城CXへ遠征。

日付 2021年10月3日
名称 茨城シクロクロス#2取手ステージ
会場 小貝川リバーサイドパーク特設コース
天候 晴れ。最高気温25度
カテ CM2
順位 18位/出走37人
www.flecha.club

会場

会場は小貝川リバーサイドパーク。横浜から1時間半ほど。
マスターズは朝イチレースなので6時ごろ会場入り。朝日がでかい。予報は最高気温25度。シクロクロスとは思えないほど暑くなりそうだ。
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コーヒー飲んで歩いてコースの下見。やばい泥の箇所が3か所ほど。あとはそこまでこねられていない。難所と思われたのは、開成の土手登りのように登ってターンとなる箇所。現地で合流したCX仲間がラインを教えてくれて助かった。後で見たらみんなかなりてこずっていた。


試走

やばい泥の箇所は全部やばい。特に下が舗装の箇所は前後のタイヤが同時に滑って全く言うことをきかない。ストレートが長い踏み踏みの、ローディ向けコースだと思ったのだが、林間コースがかなりあって走力、スキルともに要求される。もう少し走れれば楽しいコースだと思う。
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レース

2列目スタート。1周目は10番手くらい?そのままずるずると下がるというダメな展開。2回落車したが、スリップダウンで後続と絡むこともなく怪我も無し。誰かがガヤで「(同日開催の)パリルーベより簡単だぞー!」みないなことを言ってて思わず笑う。
CM2は皆ポイントが欲しいので最後まで誰も手を抜かない。ラストは3人で競り合い。肩を押しあうようなタイトな感じだったけど、競った2人とも慣れてる感じでここも問題なし。

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泥濘の格闘技@茨城CX取手ステージ

Toru Hashimoto
はしもととおる (@spacevision) | Twitter

とにもかくにもフィジカル不足。PWRをあと0.5倍は上乗せしないと先頭には付いて行けなさそう。とはいえ、6月に罹った帯状疱疹の影響で一時パフォーマンスがかなり下がっており、なんとか発症前の状態に近付きつつあるかな、という印象。


機材

今回は新車を用意。Canyon Inflite SL6。良く走ってくれた。最高
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インプレ記事は別途書く予定。
重要なタイヤチョイスだが、スタート前に観察した感じだとかなりの割合の人がノーマル系タイヤを履いていた。自分は前後とも吊るしのシュワルベX-oneオールラウンド。空気圧は前後1.8。自分のCX仲間も「前後シラク」「前後シラクエッジ」「後シラクエッジ、前シラクマッド」とみんなバラバラ。
暑くなるだろうしと、ボトルケージを付けて行ったが、即泥で吸い口が汚れ、飲む気にはなれなかった。
フロントダブルとリム制動ブレーキの人たちは泥と草が絡まってかなりひどいことに。。。
帰宅後に洗車してメンテナンスしてたら、ペダルボディとサドルベースに割れを発見。落車時にやらかした?



今後の方針

とにもかくにもベース向上を図る必要がある。先頭のパックに最終周回まで付いて行けるくらいは上げていきたい。Zwiftのメニューはどう組めば良いのだろう?カテAのレースにチャレンジとか?近道は無いのは分かっているが、出来れば手堅い手段を取りたい。
今年の湘南CXは3戦中止。年内は11月幕張、翌1月千葉と参加して、割と相性の良い2月の稲城クロスで〆かな。


その他

シクロクロス参加者、ブログ書いてる比率高くない?Twitterでも「シクロクロス面白いよ!」アピールしてる人が多い。レース以外は緩い雰囲気だし、ほんと楽しい。アピールしてるってことは逆説的に新規参入が少ない証左でもあるので、ここはもうちょっと参加者が増えて欲しいなというところ。
昼飯は会場に出店していたウナギを食す。主催者としても地元にお金が落ちて欲しいと思っているだろうし、こういう食品ブースがあるのは良いなと思った。



やっぱフィジカルなんだよなぁ…

News of the week 20210927~1003

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茨城CX#2取手ステージに参加してきました
冬?シーズンの開幕です

今週はこれ!

すごいこの記事。無料でええんか?
英語圏に住むMTBライダー1万人へのアンケート。平均所得(!?)とか次はどんなバイクを買うつもりかとか、情報が濃い。図像も多用されていて、英語読まなくてもなんとなく分かる。
www.vitalmtb.com

【バイクで旅関連】

風景が良すぎる…これは行きたい

(なお距離95㎞、獲得標高2000m)
shinorz.hatenablog.com


東海汽船が自転車をそのまま載せるサービスのモニター募集

東海汽船と言えば伊豆大島伊豆大島と言えば日本で唯一の砂漠!実は2回ほど砂漠グラベルライドを企画したのだが、いずれも緊急事態宣言にひっかかり中止。。。この車載サービス、メジャーになれば伊豆大島でのライドが結構楽になるな!
www.cyclorider.com


新しいMTBコース(ルート?)が千葉に誕生

まだプレオープンのようだが、早速行ってみる予定
blog.livedoor.jp


キャノンデールによるオーナーライド

www.cyclowired.jp

普段は一般車両通行禁止で立ち入ることができない秘境の未舗装路を、特別な許可を得て走ります。

というので、林道の通る片品村の村役場(建設課土木係)に電話して確認してみた。
・自転車に関しては申請すれば問題ない
・今シーズンは台風被害で林道にダメージあり、走行禁止
・希望の場合は来春以降に電話で問い合わせしてください

とのこと。いうほど「特別」でござるか~?役場に紙1枚出すだけで許可は出るみたいだし、むしろそういう情報は積極的に出してもらいたいものなんですがそれは。ここは来春にグラベル仲間とアタック予定。


【機材関連】

ロッキーマウンテンの2022年モデル

bikerumor.com


パナレーサーの新型チューブレスバルブ

チューブレスバルブをいくつか使って分かったのは、リム側がゴムだとダメだなってこと。シーラントがゴムと癒着してすぐ詰まる。このパナレーサーの新型バルブは、リム側がアルミなので詰まりにくい。また、横からエアが抜けるので最近増えてきたタイヤインサートを使ってもビードが上がりやすいという。バルブキャップはコア外しとして使える。いいね良さそう。アリエクスプレスでほとんど同じ物が$4で売ってるのは内緒
www.cyclorider.com
s.click.aliexpress.com

Tweet of the week

アジア圏の振興バイクメーカーについて

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中華カーボンメーカー一覧」、エントリーを上げて以来多くのアクセスがあり、たくさんの人が興味を持っていることが伺える。昨年くらいまでは、そのままズバリ「中華カーボン」とか「中華 ロードバイク」などの検索ワードがほとんどだったのだが、最近特定のブランドを指名して検索する人が増えてきた。具体的にはSEKA、ELVESなどだ

このデータは幣ブログのアクセス解析。1年前の8~9月と今年の8~9月の上位検索ワードを並べてみた。

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アクセス解析結果


昨年ランク外だった「SEKA」「ELVES」が上位にランクインしている。そして、この辺のメーカーはいわゆる中華カーボンメーカーとは一線を画する違いがある。こういった新興のメーカー達を「中華カーボンメーカー」としてまとめるのはちょっとそぐわないなと最近思い出した。上手い言い方はすぐには見つからないが、デローザやチネリを「イタリアンバイクブランド」と呼ぶように、単に「アジアンバイクブランド」と呼んでも良いかもしれない。

そんなアジアンブランドについてなんかをちょっとまとめた。

中華カーボンメーカーの定義

いわゆる中華カーボンメーカーの特徴と言うと…

  • OEMがメインでBtoCは片手間
  • 自社工場を持ち生産する
  • 自ブランドは無いかあっても小規模
  • R&Dやレース参戦はしない
  • 品質はバラバラ、低価格

どこかで見たようなデザインの真っ黒なフレーム、値段は安いが品質は不安定、という印象をお持ちの人も多いのではないか。自分もICANとCarbonda、2台持っている。

アジアンバイクブランドの定義

最近、ブランドで検索されるメーカーたちは上記のような特徴とは真逆だ。

  • 自ブランドでBtoCをメインに行う(OEMもある)
  • 必ずしも工場は持っていない(ファブレス)
  • UCI認証を取得し、レース参戦に積極的
  • SNS活用など消費者向けプロモーションも行う
  • 高品質・中価格

オリジナルのフレーム形状にきちんとした塗装、でもロゴは見慣れない...そういうやつら。価格は中華カーボンより高いが、品質面で安定している。OEMを主体とした縁の下の力持ちポジションではなく、自前のブランドで世界のバイクメーカーと戦っていくぜ!という意思を感じる。また、アリババなどを通じた中国/台湾からの直販ではなく、各国に代理店を置いたローカライズを積極的に行っているのも見てとれる。R&Dやブランディングのためだろう。


UCI認証について

これらアジアンバイクブランドを語るうえでもっとも重要なところはUCI認証取得」だ。これがあればUCI準拠のレースに正式参加出来る。逆にこれを取得しないメーカーは、ぜんぶ単なる中華カーボンメーカーと言える。自分が乗ってるICANUCI認証を受けていないので、本当はレース参戦出来ない*1。もちろんこういったメーカーが低品質かというとそういうわけではなく、OEM先がUCI認証を取っているケースがあるのでちょっと複雑だが。

ちなみに、コスト面が理由だと思うのだが、かなり有名メーカーでもUCI認証を受けていないバイクはそこそこある。一例を挙げるとデローザ。カーボンフレームのProtos、SK、IDOLは認証を受けてるが、金属フレームは全て未認証。厳密には超高級バイクTitanioでレース出るとアウト。あんまアマチュアはそこまで気にする必要無いと思うけどね。UCI認証マークなんてAVパッケージに貼ってあるホログラムシールみたいなもんで、UCIへの上納金システムの一部だし


具体的なアジアンバイクブランド

「アジアンバイクブランド」でいくつか自分が認識しているメーカーをABC順に紹介
Giant、Meridaは自明のことなので、紹介からは除外。


Elves

UCI認証 〇(VANYAR)
ブランドページ △(FB)
チームへの機材提供 〇(Malaysia DCA team)
日本代理店 〇
本社は中国ではなく台湾(深圳にもオフィスあり)。プロモーションは主に各国のインスタで行っているようだ。コスメティックスがかなりエキセントリック(婉曲表現)で、ヨーロッパ系メーカーにはまねの出来ない色彩感覚のフレームが多いイメージ。スポンサードしているMalaysia DCA teamについては詳細は不明。実業団チームのようだ。
https://www.facebook.com/117458969662203/posts/342690690472362/
【代理店】
kuwasan🧝🚴ELVESBIKE_JAPAN (@kuwaroto) | Twitter

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ELVES Vanyar
Gusto

UCI認証 〇(RCAはじめ5車種)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(Attaque Team Gusto)
日本代理店 〇
拠点は台湾。もはやここを「中華カーボン」扱いする人はもうほとんどいないと思う。普通に街のスポーツバイクショップで売ってるし。なんてったってあのタデイ・ポガチャル選手がここのワークスチームに過去在籍していたんである。日本のブログでもレビューが書かれているし、今回のエントリーでは一番有名だろう。知り合いが台湾旅行でレンタサイクルした際ここのメーカーだったと言っていたので、台湾内では沢山走ってると思う。
Attaquer |サイクルウェア 日本公式通販サイト | – Attaquer Japan

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Gusto RCA TEAM
JAVA Bikes

UCI認証 〇(FALCOはじめ5車種)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(Esprit Velo Cycling)
日本代理店 ×
名前が残念(検索性が非常に悪い)、Twitterで何回か目撃したことがある。すごく似た名前のSAVAとの関連性は不明。
团队_JAVA Bike
【Esprit Velo Cyclingのインスタ】
https://www.instagram.com/espritvelocycling/?hl=en

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JAVA FALCO
KAZE

UCI認証 〇(KANSAIはじめ7車種)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(BIKE AID)
日本代理店 ×
KAZE=風?webサイトにも「Spirit of Japan」と謳ってる。ところが調べた範囲では特に日本とは関係なさそうなタイのブランド。日本製アメリカンバイクもあるしね、こういうのはある程度はしょうがないね。
KAZE Bicycle | Spirit of Japan
【BIKE AIDのサイト】
https://www.bikeaid.de/en

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KAZE Kansai
Pardus

UCI認証 〇(ROBINはじめ12車種)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(PARDUS - TUFO PROSTEJOV)
日本代理店 ×
とてもとても大きなメーカー。なんてったってトラックの中国チームにバイクを提供してるんである。日本で言うブリジストンアンカーポジション?新興メーカーというのはあまりにおこがましいと思うが一応。日本で乗ってる人の話は聞いたことがないので、国内重視なのかな?
https://www.pardusbicycle.com/
【PARDUS - TUFO PROSTEJOVのサイト】
PARDUS - TUFO PROSTEJOV - 2018 - PAR Team Information - By: CyclingFever.com

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Pardus Robin EVO
Rollingstone

UCI認証 〇(FINDER)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(チームは)
日本代理店 ×
名前が残念その2。ググラビリティが悪いというか、ローリングストーンで検索すると間違いなくバンドの方が出てきてしまう。ガイツーでも見かけるのでそこそこの知名度Twitterで乗ってる人の情報がちょいちょい出てくる。ここのHider Discってモデル、どこかで見たことがある形状…
Shanghai ROLLINGSTONE Bicycle Co., Ltd.

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Rollingstone FINDER
SEKA

UCI認証 〇(AFIELD、EXCEED)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 調査中
日本代理店 〇
フレームの形状や塗装、ロゴの雰囲気からFactorからの強い影響を感じる。オリジナリティは乏しいかもしれないが、地味めのルックスはオシャレライダーに受けそう。Twitterで日本代理店の方が呟いているのもあり、最近検索数が上昇中。
SEKA – Sage/Exceed/Keep/Artist
【代理店】
Suzuki (@novacorona_ceo) | Twitter

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SEKA Exceed
TAOKAS

UCI認証 〇(STRIKER)
ブランドページ △
チームへの機材提供 〇
日本代理店 〇
拠点は台湾で深圳にも事務所がある。日本での知名度はいまひとつだが、比較的歴史の長い台湾ブランド。2回くらい乗ってる人を見たことがある。
道卡斯自行車 |

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TAOKAS Striker
Winspace

UCI認証 〇(T1500)
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(Minsk Cycling Team‐CON)
日本代理店 〇
Gustoに次いで有名?「十三峠十三分切り」で取り上げられたあたりから知名度が上がっているように見受けられる。チームメイトも一時購入を検討していた。
Winspace - 2019 UCI Tour of China
【Minsk Cycling Team‐CONのページ】
Home - Велосипедный клуб «Минск»

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Winspace T1500
Yoeleo

UCI認証 ×
ブランドページ 〇
チームへの機材提供 〇(CYKELNというイタリアのアマチュアチームへホイールを提供)
日本代理店 ×
今回紹介するメーカーでは唯一UCI認証を受けていないが、独自形状のフレームやアマチュアチームへの機材提供など、やることきっちりやってる印象。ちなみに読めない(たぶんヨーレオ?)
Carbon Bicycle Frames | Road Disc Brake Bikes | Bike Wheels China – YOELEO
【CYKELNのページ】
https://www.cykeln.it/

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Yoelo R12

どこから買うか問題

だいたいこのへんのメーカーのフレームは15~20万円で流通している。日本の代理店経由がある場合、海外から買うのと国内代理店を経由して購入するのと、さてどちらが良いのか。個人的にはバラ完である程度のトラブルがあっても解決できる環境(スペース、工具、技術、手伝ってくれるチームメイト等)がある、海外のセラーと英語でコミュニケーション取れる(結構適当なことを言ってくる)ことを満たすなら海外から買っても良いと思う。じゃないなら国内代理店を経由した方が安心だろう。「でもそうしたら高くつくじゃん?」。確かに。でも比較すべきは今までの真っ黒フレームの中華カーボンではなく、アメリカ/ヨーロッパメーカーのミドル~ハイエンドのフレームだ。アジアンブランドはもうそういう段階に近づいていると思う。


価格は既存メーカーよりはるかに安く、それでいて性能はレースシーンで証明済み、となったとき、消費者がどう動くのか興味深い。15~20万円というと、メジャーメーカーのエントリーグレードや、比較的安価で流通しているジャパニーズメーカーが競合するだろう。この辺は影響を受けそうな気がする。

まとめ

やはりというか、中国もしくは台湾のメーカーがほとんどだ。
以前中国に行った際、街中はいわゆるママチャリとレンタサイクルばかりで、スポーツバイクはこれからだなぁと感じていた。そして中国の人口は約14億人とでかい!つまり伸びしろしかないと言える。OEMは手堅いビジネスだが、下請け体質から脱却できない。自ブランドを立ててR&Dやチーム運営に投資し、OEM依存度を減らす。そういうビジネスモデルを構築していきたいのだろう。

これからそう遠くない未来、これらのメーカーのどれかが、プロコンチネンタル、もしくはワールドチームに機材提供する可能性はそこそこあるのではないか。既にPardusはシマノのニュートラルバイクとしてツールドフランスに参加している。
ワールドツアーは一足飛びな気はするが、日本の大きなアマチュアレースで上位入賞、くらいはすぐかもしれない*2


自分は当面新しいバイクを買わないと思うけど、動向はちょいちょいチェックしてみたい。

*1:ホイールは認証を取得している

*2:この辺は中華所有者としての身びいきかもしれない