冬のトレイルウェアについて
冬はトレイルライドが一番。森林の中は木々に遮られて風が吹き込みにくいし、舗装路と違って速度も低く体温が奪われにくい。またエアロダイナミクスにも気を遣わなくて良い分、ウェアの選択肢が多い(ばたばたもこもこした服を着ても良い)。
冬はトレイルライドが一番。
ウェア選びに正解は無いが、ロードと違ってあまり情報を載せている人がいないので自分が普段着ているものを参考までに。ちなみに選定基準は1にコスト、2に耐久性。ライダーは身長177㎝、体重70kg。
上
ユニクロ エクストラファインメリノクルーネックセーター(S)
モンベル シャミース ライニングジャケット(M)
モンベル トレントフライヤー ジャケット(M)
ユニクロのエクストラファインメリノクルーネックセーターをアンダーとして素肌に着ている。なるべく小さいサイズを選んでぴちぴちにすればアンダーとして問題ない。縫い目が気になる人は裏返して着ても良い。サイクルウェアではないので前身頃がやや短いが、上体が起き気味のトレイルでは気にならない。ウールは保温性があり汗冷えしにくく、ライド後に汗臭くならないのが最大のメリット。なお、ITさんも指摘しているが、ユニクロのヒートテックは使うべきではない。
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ミドルとアウターはモンベル。ここは破損時に修理もしてくれるので万が一のことがあっても使い続けられるのが良い。トレントフライヤージャケットはハンドウォーマー(ウェストポケット)が無い代わり、1枚仕立てで非常に軽量。付属の収納袋に仕舞うと握りこぶしくらいの大きさに小さくなるので非常に使いでが良い。当然ゴアテックス。軽登山用だしモンベルなのでシルエットはややゆったり目。高速になるロードバイクユースには向かないかな。バックパックでぎゅうぎゅうに締め付けて走っても生地には毛羽立ちが発生せず非常に耐久性が高い。今使っているのは2代目なのだが、初代は確か15年くらい使えた。止水テープが剥がれてきたところに転んでかなり大きく裂けたこととが重なりお役御免となったが、気に入り過ぎて同じものを再度買った。15年使えるなら実質無料。
下
ウルトラストレッチスキニーフィットカラージーンズ(M)
MTB乗るときは1年中これ。ベーシックな5ポケットスタイル。細身でチェーンと絡まないずトレッチ素材で足さばき自由。化繊混コットンで耐摩耗性が高く、意外と汗抜けも悪くない。ウェスト部に紐が通されていてベルト無しで履くことも可能。腹部の圧迫が嫌な人でもベルトレスで着用出来るのもポイント高い。ダメになっても全く同じものがすぐに手に入るので遠慮なくガンガン使える…と言いながら2年ガシガシ使っている。
欠点はファブリック素材のサドルだとサドルに色移りすることと、バックポケットに物を入れると高確率で中身が落ちること。
ちなみにワークマンのパンツも悪くないのだが、股上が深いタイプが多くて、サドルから腰を引いた際にサドルとパンツが干渉することがあり、個人的評価はいまひとつ。
身体だけではなく、末端の首、手、足対策も重要
首
BUFF
厚手のフリースと薄手のフリースの2ピース構造。首からの吹き込みはかなり不快なのでこれでシャットアウト。風がある日は引っ張り上げてイヤーマフ代わりにも使える。いつ買ったか覚えていないが10年以上使ってる気がする。
手
モンベル ジオラインインナーグローブ(M)
パールイズミ 冬用グローブ(廃盤品)(M)
マビック ウィンドブレイクグローブ(M)
トレイルではグローブを2つ使いまわしている。登り基調の往路は体もまだ冷えているので極厚のパールイズミでしっかり防寒。下り基調の復路は薄手のマビックでコントロール性を確保。そしてやはりモンベルは正義。
マビックは良いグローブなのだが汗で濡れているときにぐっと引っ張ると縫い糸が簡単に切れる…。高い癖に...。こんな品質だから倒産するんだよ(倒産してない定期)。繕いながら使用中。